今週は奈良公園で「なら瑠璃絵」というイベントが開催されていて、春日大社、東大寺、興福寺がイルミネーションで彩られています。これまで行ったことがなかったのですが、美しいポスターに惹かれて日曜日に出かけてみました。
まだ明るい時間の興福寺 五重塔【国宝】です。なら瑠璃絵は暗くなってからのイベントなので、しばらく奈良公園を散策しました。
東大寺大仏殿【国宝】の前に鏡池という池があります。ここに映る大仏殿はとても美しいですね。この辺りは鹿もたくさんいます。 今回は散歩をメインにしようと思い、中には入らずに、大仏殿の周囲にある東大寺戒壇院や正倉院を歩いて回りました。 大仏殿の前は人が多いですが、少し離れると人が少なくなるし、広々としたきれいな境内をゆったり散歩できるのでおすすめです。
しばらく奈良公園を散策していると、だいぶ日も落ちてきました。夕日を望む浮見堂です。 奥に見えるのは奈良ホテルかな？ この時点で17時半くらいですが、まだ明るいです。だいぶ日が長くなりました。
18時を過ぎると真っ暗です。ここは春日大社の参道です。燈籠の明かりに誘われて、本殿へ向かいます。 真っ暗ですが、なら瑠璃絵を見に来た方でいっぱいです。
参道ではところどころでミラーボールのような光の演出があり、幻想的な光景が広がります。 風を受けてゆっくり回るようになっているようで、光が動いて美しい世界が広がります。
春日大社本殿の直前の中門です。特別参拝(500円)を申し込むと、拝殿横からここまで入ることができます。 この奥が本殿【国宝】ですが、神様のお住まいですので入ることはできません。 ここにもたくさんの燈籠がかかっていますが、回廊や他の建物にもたくさんの燈籠がかかっています。 暗闇に明かりが灯された燈籠はとても美しく、見とれてしまいます。
奈良春日野国際フォーラム 甍～I・RA・KA～では庭園イルミネーションで、LEDで幻想的な世界が広がっています。 光の世界で鹿の親子が遊んでいて、神秘的な世界に入り込んだかのような雰囲気でした。 清浄で厳かな、神様・仏様の世界にいるようですね。
かわいい雪だるまもいて、寒いのに温かい気持ちになりました。
